ジンゲロールとショウガオールの違いについて

ジンゲロールとショウガオールの違いについて

金時しょうがの主成分にジンゲロールショウガオールがあります。

どちらも体を温めるのには欠かせない成分で、これらの成分の効果が冷え性改善に効果を発揮してくれるのですが、実は効果の現れ方がそれぞれ異なります。

ここではジンゲロールとショウガオールの違いについて解説していきます。

ジンゲロールの特徴と効果

ジンゲロールは生のしょうがに多く含まれる成分で、しょうが独特の辛みの元となる成分です。

冷え性の改善以外にも免疫機能の向上殺菌作用胆汁の分泌促進などの効果があります。

ジンゲロールの冷え性改善効果は主に手や足の指先といった、血液が届きにくい体の末端部分に作用します。

これはジンゲロールに血管を拡張させる働きがあり、体の末端部分の細い血管にまで十分な血液が送られるようになるためです。

しかしジンゲロールの冷え性改善効果は、体の内側から末端部分に熱を運ぶという効果なので、体の内側の熱が奪われてしまい、体を冷やす原因となってしまう場合があります。

ショウガオールの特徴と効果

しょうがに熱を加えるたり、乾燥させることで、ジンゲロールの一部がショウガオールへと変化します。

そのため生のしょうがにはジンゲロールが多く含まれており、熱を加えたしょうがや乾燥しょうがにはショウガオールが多く含まれていることになります。

ショウガオールにもジンゲロールと同様、血液の循環を良くする働きがありますが、体を温めるのにはショウガオールの方が適していると言われています。

ショウガオールは胃壁を刺激する働きを持っています。

そして刺激された胃は活発に動くようになり、その運動によって熱を生み出します。

胃が活発になることで腸も活発に働くようになるため、ショウガオールを摂取すると体の内側から熱を作り出すことができるようになるのです。

そのため体を温める効果はジンゲロールよりもショウガオールの方が強いと言えます。

目的によって使い分ける

生のしょうがを食べればジンゲロールを、熱を加えたり乾燥したしょうがを食べればショウガオールを多く摂ることができます。

どちらも温め効果を得ることができますが、ジンゲロールは温め効果よりも殺菌効果や免疫力アップなどの効果の方が強い成分です。

そのため風邪のひき始めや体調の悪い時には、ジンゲロールを豊富に含む生のしょうがを積極的に摂るといいでしょう。

そしてじっくりと冷え性を改善したい、体を温めたいという時にはショウガオールを豊富に含む乾燥しょうがや熱を加えたしょうがを摂るようにしましょう。

しょうがサプリについて

しょうがサプリを製造する過程で、生姜に含まれるほぼ全てのジンゲロールは、ショウガオールに変化していると思われます。

人工成分でジンゲロールを配合させる場合もありますが、ほとんどのしょうがサプリはジンゲロールよりもショウガオールを多く摂取できると考えられます。

しょうがの発汗作用を利用して、運動効率を高めることを目標としているしょうがサプリもありますが、冷え性改善を目的としたサプリの方が、よく効くと思われます。

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